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B工事の工事費削減を成功事例ご紹介します

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B工事の工事費削減を成功事例ご紹介します

各地に商業施設やオフィスビルの新築工事が増えています。商業施設への出退店や大手ディベロッパーが供給しているオフィスビルへの入退去で、当社に一番多い相談が一番多い内容が「B工事」です。
B工事とは施設側が指定した施工会社で工事を支払うもので、かつ費用負担はテナント側からとなる工事のことを言います。
場合によってはテナントにかなりの費用負担が発生する場合があります。当社が見てきただけでも「業界相場の数倍」の金額の見積もりが提出されるという事もよく目の当たりにしています。

当社で過去に交渉を行い、成功した事例をいくつかご紹介致します。


横浜ベイクォーター 飲食店原状回復工事

当社パートナー企業から紹介があり、お客様のご相談があり、内容をお聞きするとスーパーゼネコンの1社が指定業者として対応しておりました。敷金を充当しても足りない金額の見積が出ているため、当社としても削減の取り組みを実施させていただくことになりました。まず、テナント区画の状況確認及び情報収集を行った上で、管理会社・スーパーゼネコン様と打ち合わせを重ね、その中で区分の交渉を行い、条件付きにて工事を切り分けることができました。その区分に当社で手配した施工会社に入っていただき、42%超の削減を出すことが出来ました。

横浜ランドマークタワー オフィス原状回復工事

横浜のランドマークで上層階にあるオフィスから転居するお客様をご支援しました。管理会社さんが見積を出されていた案件で区画が広くはなかった為、金額自体はそこまで高額ではないものの、削減余地は十分にあると判断して取り組みを実施しました。テナント区画の確認とお客様との入念な下打ち合わせ経て、管理会社様への交渉の場を設けました。お客様側からの指摘事項を含め、下請けとの価格調整を依頼しその上で改めて精査を行って最終的には20%超の削減を出すことが出来ました。

NBFプラチナタワー オフィス入居工事

大手ディベロッパー様の子会社が管理会社として見積を出されていた案件になります。オフィス入居にあたってはPM会社(オフィス移転全体のプロジェクトマネジメントを担当する会社)が入り、見積取得・交渉・折衝にあたっていましたが、査定結果を持って交渉してもほとんど金額を低減させることができていませんでした。予算をはるかに超えてしまっている状態で当社にご連絡を頂き、内容・状況の把握をさせて頂いた上で取り組みを実施。それ以外の状況も条件を整えた上でディベロッパーさんへ掛け合い、協議の場に同席して頂き、着地点を見出しました。この案件は最終的に32%超の削減を出し、なんとか移転予算の中に収めることが出来お客様に大変喜ばれた案件となりました。

 

原状回復工事の削減支援を行っているコンサルティング会社は複数いらっしゃいますので、各社からよく話を聞いた上で強みを活かせる会社を選定するようにしましょう。ゼネコン様や不動産会社様から話を聞くと、何も根拠なしに値引きだけを要求してくるコンサルティング会社も居るとのことなので、どの様な交渉を行うか事前に確認すると良いでしょう。

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