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不動産会社様の解体工事、改装工事のプロジェクトを推進/プログレッソディレクション株式会社

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プログレッソディレクションロゴ

不動産会社が取り扱う土地や物件とナックスのサービス領域である工事は、「空き地に収益物件を建築する」「建物の改装・リニューアルを行い、テナントリーシングを行う」といったように密接な関係にあります。工事費はプロジェクト全体の予算においても占める割合が大きいため、工事費をどれだけ抑えることができるかがそのプロジェクトの成功を左右するといっても過言ではありません。こういった側面からナックスは不動産会社様とも連携し、プロジェクトを進めることもあります。今回お話を聞いたプログレッソディレクション様は商業用を主にして不動産事業を展開されています。同社常務取締役である柊本様にナックスと連携させていただいたプロジェクトについてお話をお伺いしました。


お客様プロフィール

プログレッソ ディレクション株式会社
常務取締役
柊本 仁史様


課題/導入理由

ナックス支援前の課題

・進めている建築プロジェクトの解体工事のスケジュールがタイトであるが、最短かつ最適な工事費で完了させたかった
・内容が決まっていない改装工事プロジェクトの最適な進め方が分からなかった

ナックス支援を導入した目的

・工事をスケジュール内に最適な金額で完了させるため
・実施したい工事のイメージを具体化して、最適に計画を立てて進捗させるため

 


インタビュー(導入するまでの経緯)

-まず、プログレッソ様の事業内容や大切にされることについてお教えていただけますか。
柊本様:弊社は商業を専門に扱う不動産会社で主に店舗仲介、売買仲介を中心に行っている会社です。大手企業様ともお取引させていただいていますが、直近ですとナックスさんに解体工事を支援いただいたアパート事業など新規事業も立ち上げたりもしており、チャレンジを重視する社風がありますね。

-WEBサイトで発信されている会社からのメッセージがとても特徴的ですよね。
柊本様:創業時より理念経営やクレドを作り実践していて毎年、メッセージを発信しています。関わる人達をとにかく幸せにする意味を込めて、行動指針を「オールハッピー!」としていて、働き方や姿勢の基準となっています。 

-柊本様の不動産事業のご経験や現職の業務範囲について教えていただけますか?
柊本様:私自身の店舗開発経験は、20代後半に飲食事業を中心に事業展開するフランチャイズ本部の会社に入社してからです。その頃とあるブランドの事業が急成長しており年間200店舗ほどの出店を行っていました。その後、別の会社にヘッドハンティングされて、店舗開発、テナントリーシングなど不動産に関わる様々な経験を積みました。それからプログレッソに入社し、全体を見ながら事業統括する立場として従事しています。

 -柊本様の工事関係に関する経験はどの程度ありましたか? 店舗開発業務において、工事会社の方とのやり取りもある程度は発生しますよね。
柊本様:そうですね。店舗開発の業務としても内見対応や立地調査、役所調査に行ったりと工事が始まる前の部分で、施工会社さんとやり取りはありますね。ただ、社内に建装部もあり、私自身が工事のプロではないので、施工会社から指摘されたことが合っているかどうかまでは判断できない状態ではありました。

 -ナックスはプログレッソ様の別々のプロジェクトの解体工事と改装工事2案件についてご支援をさせていただきました。まずは解体工事のことについてお伺いさせてください。中野のある土地にアパートを建築する新規プロジェクトでした。
柊本様:その土地には古家があり解体する必要があったのですが、プロジェクトの性質上、工事期間が十分にとれず相見積もりができなさそうな見通しでした。そのため、工事費が高額になる懸念があったのです。そんな時、ナックスさんであれば、早く適正価格でやっていただけるであろうと思い相談しました。

インタビュー(解体工事案件について)

-工事費はプロジェクト全体予算の中でも占める割合は大きいので、工事費いかんでプロジェクトが進められるかどうかが決まりますよね。
柊本様:その通りです。今回ご支援いただいたプロジェクトは、ある程度の予算やスキームはできていて、工事費が決まった範囲内に収まればGOサインを出せるという内容でした。良い解体工事業者さんを知っているわけではないですし、スケジュールがタイトで相見積もりの取得や精査する時間も無かったため、工事費が本当に予算内に収められるかは私達の見識だけでは不透明でした。そういった懸念に対して、業者選定、工事対応などナックスさんに助けていただきました。結果、解体工事費を含めたプロジェクトの工事費を予算内に収めることができ、無事プロジェクトを進めることになりました。 

-それは良かったです。ナックスの支援を受けて、良かった点やメリットはどういったところに感じていらっしゃいますでしょうか?
柊本様:まず先程お伝えさせていただいた通り、予算内で工事費を収めながら短期間で工事を完了できたことです。その他にも、解体工事会社さんと我々の間に入っていただき、全体的な調整役も担っていただいたので助かりました。工事をお任せができた分、自分たちはプロジェクトを進めるために必要な他のことに時間を充てることができました。また、工事に関して専門家ではないので、工事業者さんとやり取りしても実は足元を見られているという場合もあると思うのです。このプロジェクトでは、ナックスさんが工事のことについて情報を整理して我々に伝えていただけたので、安心して進めることができました。 

-ナックスのコンサルタントによるプロジェクトの進め方はいかがでしたか?
柊本様:第一に大きなトラブルが起こることもなく工事を完了でき良かったです。コンサルタントの方が現場を確認していましたから、何かあった場合でも現場に基づいての対応でしたので安心していました。ナックスさんに依頼していなければ、こちらで工事に詳しくない担当者を置いて、進めていかなければなりませんでした。また、その担当者が言っていることが本当に合っているかどうかは自分たちには分からないですし、確認に時間もかかったであろうと思います。

 -何か提供中に不満に思われたことなどはありませんでしたか?
柊本様:そうですね、特にないですかね。担当のコンサルタントの方には、こまめに連絡いただけていたので特段こうして欲しいとかの要望もなかったです。些細なことも最終的には収めていただき、工事自体も無事完了いただいたので良かったです。

インタビュー(改装工事案件について)

-ありがとうございます。次にマンションの改修工事についてお伺いさせてください。具体的にどの様な内装にするか特段決まっていなかったのでとイメージを具体化させていくところからご支援させていただきました。
柊本様:我々も業務上、内装屋さんとはやり取りはするので、経験が無い方に比べたら工事について知っているとは思うものの、いざ相談するとなると知り合いである大手さんに頼ることになってしまいます。そうすると、提案された内容や金額が適正なのかは分からないという問題がありました。また、行いたい工事の規模と会社規模が合っているのか、その会社の実績は大丈夫かなどの判断もつけられないだろうと思ってましたね。なので、今回も見積をする前段階から真っ先にナックスさんに相談させていただきました。 

-ご相談をいただいて、内装をどうするかという点もまだ固まっていない状態だったので、まずは具体化させていく作業からスタートしていきました。
柊本様:我々のこうしたいというおぼろげなイメージを、ナックスさんに工事で配慮すべき視点からアドバイスいただきながら最終的に作り上げていきました。自分たちのやりたいことが工事をする際にはデメリットになってしまうか等は分からないので、そういった情報や影響の範囲を補完していただきながら進めることができました。最終的には理想としていた内容で工事を完了することができ、希望通り以上のものができあがったと思っています。正直、途中では無理難題も言いましたが、金額的にも計画より抑えていただくことができたので感謝しております。選定いただいた施工会社さんも地元の方でやり取りもとてもスムーズで誠実に工事していただきました。 

-施工会社さんもやはり得意とする工事があるので、エリアや実績を見ながら適切に選定する必要がありますよね。今回は特にエリアの近さやフットワークの軽さなども重視しながら選定しました。
柊本様:施工会社さんの社長自ら挨拶に来ていただいたりもして、コミュニケーションの部分でも特に問題ありませんでした。あと、事前に工事に関するスケジュールを引いていただけたので、突発的に起こったことにも対応や判断がしやすく良かったですね。この案件でいうと工事が進んでいる最中に、コロナの影響で住宅設備の一部納品が遅くなるかもしれないと事前連絡をいただきました。結果、納品は遅れなかったのですが、スケジュールを把握できていたのでどこまで遅れても大丈夫などの確認もすぐできました。また、そういったリスク管理も担ってもらえて、事前に周知しながら進めていただけたので慌てることは無かったです。 

-改装案件で何か困ったことは無かったですか?
柊本様:こちらも特に困ったりしたことはないですね。途中から私は進捗確認をところどころでするくらいでしたし、確認するべきところは連絡いただけたので判断する時でも特に問題なかったです。 

―今後ナックスに期待することなどがありましたらぜひ教えて下さい。
柊本様:不動産と工事というものは事業領域的にも繋がっている部分がありますよね。現在も不動産情報を交換するなど工事だけでなく幅広く連携はさせていただいていますが、ナックスさんは信用している企業なので、これから色々とタッグを組んで共に成長していきたいと思っています。ナックスさんが関与した工事案件を弊社がリーシングするなどでも良いですし、やれることは色々とあると思っています。今後も何か工事のことで困ったら相談させていただきたいと思っています。

―ぜひこれからもよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。

取材日:2023年3月某日



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