「社員のような感覚で工事業務を担ってくれた」オフィス移転の原状回復工事をご支援/株式会社ABEJA

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田辺 陽

B!

原状回復工事を計画する時に役立つチェックリスト
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原状回復工事を計画するために気を付けておくべくことをまとめたチェックリストを無料でダウンロードいただけます。適切に工事を進めるためのポイントが記載されていますのでぜひ活用ください。

昨今の働き方改革やリモートワークの普及により、オフィス環境について再検討している企業が増えています。今回、お話を伺ったABEJA(アベジャ)様もオフィスの在り方を見直された会社の一つです。ナックスは2020年にオフィス移転することとなったABEJA様のオフィス退去時に行う原状回復工事をご支援させていただきました。当時、移転プロジェクトを任されていた執行役員コーポレートデザイン統括部長の森田様にオフィス移転の経緯からナックスのサービスの内容やその成果についてお話をお伺いしました。

 目次


お客様プロフィール

株式会社ABEJA
執行役員コーポレートデザイン統括部長
森田 潤也様

京都大学卒業後、2011年に株式会社ミクシィに新卒入社。2014年よりグループ会社へ出向、出向先で取締役に就任しグループ会社内の2社統合を推進。その後フリーランスになり複数会社でM&A案件のサポートなどに従事。2017年より株式会社ビズリーチにて営業、企画職としてビジネスモデルチェンジを推進。2018年よりABEJAに参画。管理部門責任者として、管理部門全般業務推進、組織づくり、資金調達などを行ってきた。2020年12月より現職。

課題/導入理由

ナックス支援前の課題 ・オフィス移転に伴う原状回復工事の見積を取得したところ、金額が計画よりオーバーしていた
・社内のプロジェクトメンバーに工事関連の知識や見識を持った人がおらず、移転工事の最適な進め方が分からなかった
ナックス支援を導入した目的 ・原状回復工事の費用を予算内に収めるため
・移転プロジェクトの工事関連業務を円滑に完了させるため

 


インタビュー(導入するまでの経緯)

−ABEJA様のビジネスと森田様が担当されている業務範囲について教えていただけますか?
森田様:ABEJAは「ゆたかな世界を、実装する」を経営理念とし、顧客企業の継続的な収益成長の実現に伴走する「デジタルプラットフォーム事業」を展開しています。基盤になるのは、データ生成から収集、加工、分析、AIモデリングまでDXに必要となる主要プロセスに対応する「ABEJA Platform」です。この「ABEJA Platform」を用いて、製造・物流・小売流通・金融などをはじめあらゆる業界を対象に、業務プロセスや製造プロセスなどのDX化をサポートしており、今までの支援企業は300社以上に上ります。その中で、私は人事、情報システム、総務の一部など、従業員たちの働く環境やシステム周り、福利厚生に関する管理、改善を図る役割を担っています。

−今回、ナックスはABEJA様のオフィス退去に伴う原状回復工事をご支援させていただきましたが、そもそもなぜオフィスを移転されたのですか?
森田様:そうですね。会社も成長している中で従業員数も増えていたので、当時のオフィスは人でいっぱいの状態でした。また、入居していたオフィスの契約更新時期でもあったことから、もっと大きいオフィスへの移転を検討してはいたんです。そんな時にコロナ禍になりました。そこから原点に戻って働き方や社内制度、オフィスの必要論など社内で色々と議論しまして、結果、移転してシェアオフィスを活用することにしたんです。

−なるほど。コロナをきっかけに働き方についても色々と検討されたのですね。移転が決まってからナックスにご依頼いただくまでの経緯について教えていただけますか?
森田様:引っ越し先が無事に決まったりと移転プロジェクトが進んでいく中で、退去するビル管理会社からオフィスの原状回復工事について見積もりが出てきました。金額を見たところかなり高額だったんです。計画していた予算よりもオーバーしていたので困りましたね。私も工事分野についてそこまで知見がなかったのですが、「原状回復工事を行わず、内装をそのまま居抜きで使ってくれる企業を探したい」などビル管理会社にどうにかできないか相談しました。しかし、ビル管理会社側からはそういった対応は難しいとの回答でどうしたものかと思っていたんです。そんな時に前回オフィス移転を担当していた社内メンバーよりナックスさんのことを聞いて話を聞いてみようと思いました。

−森田様は過去のオフィス移転の際にはプロジェクトに参加されていなかったので、ナックスのことは知らなかったのですよね。
森田様:はい、前回のオフィス移転の時、私はABEJAに在籍はしていましたが、移転プロジェクトに関わっていなかったのでナックスさんのことは知りませんでした。当時の担当者から過去にやっていただいた取り組みを聞いて、とにかく今の状況をどうにかできないか聞いてみようとなりました。

−改めてサービスのお話を聞いていただいて森田様はどう思われましたか?
森田様:私は工事費を削減するサービスがあること自体を知らなかったのですが、ビジネスモデル的にありだと思いました。完全成功報酬型なのでナックスさんを導入して工事費が下がらなくても、ABEJAで発生するコストはないのでマイナスはないですよね。前回支援していただいた実績もありますし、すぐにお願いしようとなりました。



インタビュー(ナックス支援について)

−ナックスがご支援させていただいた結果、当初の見積もり金額から約26%工事費を削減することができました。森田様にはどういったところにメリットを感じていただきましたか?
森田様:はい、ナックスさんにご依頼させていただき、メリットは大きく3つあったかなと思っています。
1つ目は、仰っていただいた通り、「工事費を削減できたこと」です。工事費は移転プロジェクトでかかるコストの中でも、特に割合が高いため削減効果は非常に感じました。ましてやコロナ禍という将来が不透明な状況ですので、今発生する支出をなるべく抑えるという視点でも良かったなと思います。
2つ目は「工事関連業務の全般をディレクションしていただいたこと」です。当時の私は「B工事、C工事って何?」というくらい業界用語や慣習を知らず、進め方も分からなかったので、そう言った細かいことも含めて全般的に補完いただいた感覚です。例えば、「スケジュール上、先々に発生するこの工事のために、このB工事をいつまでに終わらせておかなければいけない」など全体スケジュールから工程管理をしっかり組んで握っていただいたので、抜け漏れなく進めることができました。もしナックスさんに依頼していなければ、自分で全体の管理から例えば「ここの配管はこうしないといけない」といった細かい部分の工事の確認もしなければいけなかったのでとても大変だったと思います。工事部分を全般的にお任せできていたので、私は移転プロジェクトの他の業務に集中することができました。
3つ目は、「プラスアルファの提案もしてくれたこと」です。一つ例にあげると、廃棄物の処理についてです。廃棄物はオフィスに元からあったものと原状回復工事を行うと出てくるものがあります。ナックスさんに支援いただくことで分かったのですが、廃棄物は業者さんに買い取ってもらえるものがあります。ナックスさんは買取してもらうための廃棄物の選定から業者さんの手配もしてくれました。もちろん中には値段がつけられなくて廃棄せざるを得ないものもありましたが、単に全て廃棄してマイナスにするのではなく、少しでもプラスになるよう買取できるものが何かを細かくみてくれました。そういったちょっとした配慮をしていただいたので良かったです。

−ナックスが導入することによりただ工事費を削減するだけではなく、一連の工事の進捗がスムーズに完了できたのですね。
森田様:はい、ナックスさんと「工事費をなるべく低減して、工事を滞りなく完了させる」という目的、利害が一致している状態でしたので、安心してお任せすることができました。感覚的には、社内に工事知識を持ったメンバーができたくらいの感覚です。「次の業務のためにこのタスクは何日までに終わらせましょう」など前もってアラームを鳴らしていただいたりとABEJA目線でお仕事していただいたので心強く感じました。

−それでは、何かサービスを進める上で不満や改善すべき点などはありませんでしたか?
森田様:うーん、率直にいって無かったですね。あえてあげるとすると工事中に通路の養生テープが剥がれたかでビル管理会社から指摘の連絡がありました。ナックスさんに連絡するとすぐに工事業者さんに是正していただきましたし問題ありませんでした。工事が終わった後にビル管理会社から何か指摘されるなどは無かったですね。

−そうでしたか、ありがとうございます。取り組みが成果となって大変嬉しいです。
森田様:ナックスさんにお願いしたことで、良かった点をもう一つあげるとすると、過去のオフィス移転と今回のオフィス移転の工事に連続性を持たせることができたことです。ナックスさんには過去オフィスの入居の際にもご支援いただいていたので、入居の際に指摘した工事や契約書内容も踏まえて、退去の話ができました。入居時の工事の細かい内容や背景をナックスさんが把握いただいていたおかげで、こちらが確認し直すということもなくスムーズにスタートが切れましたね。オフィス移転はそう頻繁に発生するものではないので、社内で情報を溜めようとしても担当者が変わったりして実は途切れがちです。ナックスさんで細かい出来事は引き継がれているので、そこにも業務をアウトソーシングする価値があったなと感じています。例えるなら、人事・労務関係の社内事情も、ものによって社労士さんの方が知っていることもある様なイメージでしょうか。工事関連においても専門家に任せる部分は任せてみるという感覚が良いのではないかと思っています。

−今回は色々と貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

森田様:ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
(取材日:2022年12月某日)



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