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工事費削減事例・業界情報

2019.05.20

コラム
業界情報

最近の建設労働需給について

数年前より、建設業界の就労人数不足がいろんなところで耳にしておりましたが、その原因としては、やはり2020年のオリンピック日本開催のための建設ラッシュやまだまだ復興途中である東北での人員確保によるものが大きいと思われます。

職種的に人員の不足が深刻と言われていた、型枠大工・鉄筋工の二工種。
建物を建てるうえで、構造体(躯体)に携わる工種で重要なポジションですが、
近年の建物着工数に間に合わない状態でした。
しかし、今年に入り、国土交通省から出た調査報告結果から状況変化が見られてきました。

【全国の建設(職種)過不足率の状況】
今回の調査報告結果では8職種を調査し、前年との比較を行なっております。
1.8職種での過不足率 全国 :1.0%  東北 :1.1%
《型枠(土木・建築)・左官・とび工・鉄筋工(土木・建築)・電工・配管工》
2.6職種での過不足率 全国 :1.0%  東北 :2.2%
 《型枠(土木・建築)・左官・とび工・鉄筋工(土木・建築)》

職種別に確認すると、全国では型枠(土木)・鉄筋工(土木)・左官・とび工が過不足の割合的には高く、どちらかというと建築に係る職種に落ち着きが出てきているようです。
地域で確認すると、中国地区の8職種での過不足率(5.0%)が高く、職種の確保が難しくなりそうです。
前年との比較でも、建築以外の不足の上昇率が高くなっており、今後も土木等の職種は人員の確保に悩まされる傾向にありそうです。
2020年の自国オリンピックの終了とともに建設業界の景気が陰らないよう願うばかりです。