工事費削減事例・業界情報
2018.09.06
厨房機器を安く購入するポイント!
飲食店やカフェの出店では絶対的に必要となる厨房機器。製品ごとのメーカーさんを始め、総合厨房機器屋さんとして大手のメーカーさんが国内にいらっしゃいます。この厨房機器の購入に関しても安く購入する為には色々な方法や見積を取得する上でのポイントがあります。
店舗の業態や広さによっては数百万〜数千万も掛かる厨房機器なので、B工事が高い場合などを考えると内装工事やC工事だけでなく、この厨房機器も含めイニシャルコスト・出店費用を抑える事は投資回収期間の面から考えても有益なようです。
いくつか代表的なポイントをご紹介致します。
■厨房機器を安く購入するポイント
1:中古の機器を購入
2:値引きの設定に注意
3:特注品の指定
次にこの点について少しだけ解説をしていきます。
1:中古の機器を購入
飲食店は出退店が多いので、厨房機器に関しても新古品や中古で出回る機器の量が多いです。少し郊外に店舗を構えて厨房機器の買取・再販をしている会社もあったりします。中には業界的に有名な中古屋さんもあったりするので、厨房に入れたい機器が能力・サイズまで決まっている場合には購入先の一つとして考えるのも候補となりうるかも知れません。お店によってはレイアウトや機器の選定までしてくれるお店もあるようです。
2:値引きの設定に注意
新規で機器を購入しようとする際、何も言わずに見積を取得すると高確率で値引きの項目が設定されており、その値引きの割合もかなり高い事があります。中には定価で見積を行い、全体でいくら値引きます!という見積も見る事もあります。こうなってくると単価で高い安いが判断出来なくなってしまう為、見積を依頼する際にはそうならないように注意して依頼を掛けてください。
3:特注品の指定
業態によってはこの製品だけはこのメーカーのこの型番でないと、サービスの提供自体が出来なくなる。という相談も受けます。そう言った製品がある場合には型番の指定を行い、他メーカーになっても機能さえ満たしていれば問題ない製品で見積の検討をする事ができます。また、塩やお酢を使う部分では
ステンレスの種類の指定をすることもあったりします。
今一度、製品のスペックを見つめ直して頂き、製品の指定を掛けるものと汎用品で十分なものとを見極め、好条件の購入を行ってください。
国内大手チェーン店様でも取り組んでみると以外と安くなった事例などはございます。安く購入できているから。というだけではなく、定期的に金額の検証というのは必要になるものだと思います。
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