工事費削減事例・業界情報

  1. HOME > 
  2. コラム > 
  3. 工事費削減 > 
  4. 工事費を削減する【応用編】

工事費削減事例・業界情報

2018.06.11

工事費削減

工事費を削減する【応用編】

前回の基礎編に続き、今回は応用編のご紹介をしたいと思います。あまり難しくは無いですが、基礎編ができる様になった上で情報を駆使しながら応用編に対応をしてください。

 

ここでも大きく3つのポイントに絞ってご紹介致します。

①:専門業者間での相見積もり

②:分離発注の手配

③:価格交渉の実施

 

【①:専門業者間での相見積もり】

相見積もりではなく、敢えて「専門業者間」としています。どこの業界でもそうだと思いますが、自社で出来なかったとしても横の繋がりや他者と提携する事で要望に応える事が可能です。ただ、この場合は中間に会社が入る事でどうしてもマージンが発生してしまいます。これも見積を依頼する業者さんによっては何重にも掛かる場合があります。

その為、実施したい工事は何になるのか。どういう工事をしたいのか。を自ら理解をして、その工事を専門的に強みが発揮できる様な専門業者さんに見積依頼をすることでマージンがなくなり、適正な金額感にすることが可能です。さらに、その中で相見積もりをする事で他者との比較検討も可能な状況を作り出すことが出来ます。

相見積もりを依頼する場合には、基礎編の3つのポイントは行う様にしてください。

 

【②:分離発注の手配】

工事は様々な工種が関わるものになると元請けの会社さんが各協力会社さん・職人さんを現場に呼び、作業をして貰う事となります。元請けの会社さんはその手配・段取り・現場の管理がメインの業務になります。その為、全体の工事の中の一部を自ら手配出来るのであれば、そこに掛かる費用は当然にして安価なものとなります。

※少し①のポイントと似てはいますが、②は全体の中の一部を自ら手配する。という意味合いが強いです。

ただし、全体の工事に絡みが多い工種や品質保証の点で難しい部分を分離しようとしても実質は出来ない為、他の工種に絡みが無い部分を見極め、手配をかける様にしてみてください。

 

【③:価格交渉の実施】

最後に、価格交渉の実施についてお伝えさせていただきます。

②で説明した様に、工事の見積は様々な会社さんが絡むことで一つの工事・一つの見積となります。元請けの会社の見積自体も各協力会社さんの金額をベースとして成り立っています。すなわち、協力会社さんの金額が高ければ必然として元請けさんの金額も上がってしまう訳です。見積自体は全体の金額だけでなく、内容にもよく目を通してどの会社のどの工種の部分がどういう金額感になっているのかを良く確認してください。当社も業務上でいろいろな会社の見積を見ていると、単価の打ち間違いや数量の広い間違いなども多くあります。工種を比較しながら価格に違和感がある場合にはヒアリングをしながら、こう考えればこういった金額にならないか?や、この項目は他者がこの水準であったから協力会社さんへ話をしてほしい。などを話していくと案外対応頂けるものです。

 

値引きや一括計上をなくして、価格交渉ができる状況を作り、是非とも経営にプラスに働く様な工事をされてみてください。