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2022.08.18

コラム

工事費のコスト削減を推進すべき3つの理由

工事費は固定費と違って工事を行う都度に掛かる費用です。償却の対象ではあるものの一時的にキャッシュアウトすると言う点で事業計画を綿密に練った上で費用設定する必要があります。ただ、設計・仕様の内容や工事を行なう範囲や現場状況等で金額が変動するため、コントロールする事自体が非常に難しいのも事実です。また、竣工時のイニシャルコストに大きく直結する費用になるため、工事費の大小で投資回収期間や各月の目標設定も大きく左右されると言う特色もあります。

別の支出項目の一つである販管費は、中小零細企業は購入量にボリュームがないため、大手企業よりも高い金額で購入しているというケースが多々あります。しかし、工事費は工事規模が同等であれば、大手企業との価格差はそこまで出ない品目です。場合によっては戦略的に計画することで中小零細企業でも品質を変えずに金額面において安くすることができます。上記の点も踏まえて工事費のコスト削減を推進すべき理由を整理してみました。

 

工事費のコスト削減を推進すべき3つの理由

1:工事費は比較的高額になるため

2:削減分を経営資源として有効活用できるため

3:適切にコスト削減すれば品質は下がらないため

 

1:工事費は比較的高額になるため

工事の金額感は、部分的な補修や修繕ではない店舗出店や改装/改修となると数百万円〜数千万円になります。新築工事等になれば億単位以上での支出内容となる事も多くあります。ただ、裏を返せば支出予定の金額が大きい分、コスト削減が成功するとイニシャルコストが数百万〜数千万単位で改善が出来る場合もある訳です。さらに、工事はあくまでも現場毎で内容が違うものであり、都度の見積対応となる事が殆どです。規模のメリットが出しにくいのが工事費の特徴です。そのため、大手企業でもボリュームディスカウントを出しにくい点があるため、中小企業が工事で積極的にコスト管理すると資本力の大きい大手企業にも負けない競争力を持つことができます。

 

2:削減分を経営資源として有効活用できるため

工事費の削減が成功すると、イニシャルコストも少なくなるため事業計画として考えていたより投資回収期間が短くなります。店舗展開をしている企業様においては次店舗の出店スピードを早めることができ、市場シェアを少しでも早く取りにいける様になります。ビルオーナー様においては、削減が出来た分の金額で他の工事を行なう事や省エネの設備を導入するなどランニングコストを減らす原資にする事が可能になります。

 

3:適切にコスト削減すれば品質は下がらないため

工事費の額面だけに捉われてコスト削減をしすぎると、工事品質が落ちてしまう場合が多いです。そのため、発注する際には適切な会社へ適切な金額で発注することが基本条件です。当社の過去の相談実績では、建設業界の商習慣の影響でほとんどの企業様が適切な会社へ依頼出来ていないケースが多くありました。今一度、計画している工事内容を紐解き、最良の提案をしていただける施工会社を探すことができれば、品質を変えずにコストを下げる事は可能です。

 

工事費は依頼する先や依頼する内容、提供する情報の精度によって、見積もり金額は大きく変わります。そのため、発注する側の工夫次第で大きな削減を出すことも出来る品目でもあるのが工事費になります。現在、目に見える情報だけを鵜呑みにするのでは無く、試行錯誤しながらコスト削減の取組をしていただくことをお勧めいたします。