工事費削減事例・業界情報

  1. HOME > 
  2. コラム > 
  3. ■現場管理のテレワーク化とAI導入について

工事費削減事例・業界情報

2021.04.27

コラム
業界情報

■現場管理のテレワーク化とAI導入について

日本の建設現場では、かつてより少子高齢化や職人の若者離れによる人材不足が懸念されており、
現場管理の仕事も3K(きつい、汚い、危険)の観点から就業人員の確保が困難と言われています。
AI(人口知能)の技術は日々発展しており、こうした建設業界においても導入することで現場作業
自体のテレワーク化が不可(または難しい)としても、現場管理はテレワークを可能にします。
では、いくつかAI導入したテレワーク化のメリットをご紹介します。

1.安全、品質管理の業務効率化
2.時間の短縮、生産性の向上
3.負担の軽減、経費削減

上記に述べた点について少しだけ解説致します。

1.安全、品質管理の業務効率化
現場管理者が遠隔でスマホやタブレット端末を使用して日々の作業内容を入力すると、AIが事故や施工ミス
などKY(危険予知)を提示し、クラウドにアップすればリモートで現場と情報共有し管理出来ます。
そのほか現場作業員のヘルメットにwebカメラを設置し、映った場所をAIが感知して進捗確認はもちろんのこと、
ビッグデータの中から起こりうる危険性を知らせてくれるといった機能もあったりします。
現場管理者があらゆる場所を巡回のうえ目視して考察することと比較すれば業務の効率化が望めます。

2.時間の短縮、生産性の向上
AI技術を用いた認識システムが、進捗確認のための写真や映像を自動で仕分け・整理してくれることで、
管理者が今まで手動でデータ管理・仕分けしていた時間を短縮してくれます。
また工事写真から自動で作業工程を認識して各作業場所の進捗状況をリモートで把握出来るため、
管理者はその場に居なくとも離れた場所から現場への指示が可能となります。
このメリットとして1つの離れた場所から複数の現場管理が可能だと言えるのではないでしょうか。

3.負担の軽減、経費削減
上記のように、AI導入のテレワーク化により現場管理者が現場と事務所または現場と自宅などの移動が減ることで、
管理者自身の労力負担の軽減であったり、交通諸経費の削減に繋がります。建設現場の規模が大きくなればなるほど
現場管理者の安全のための巡回や進捗確認のための写真、書類整理、スケジュール調整など労力は負担となります。
現場に行かずともリモート管理できる事はAI導入の価値があると言えます。

建設業界の人手不足に加えて昨今の新型コロナ対策事情もあって、AI導入は加速化しつつあります。
しかし一方で、システムを使いこなすスキルや導入コストの問題または建設業法施工令第27条第1項に
あるような現場ごとに専任者を配置という法令、商習慣が追いついていないというのも現状かと思います。
AI導入に伴うテレワーク化は労働環境をより良くする発展性を持っているため、
現状の課題をどう解決していくかが今後重要です。